サプライズまで あと20日

最近、手作りで あるものを制作中です。
それは…祖母にプレゼントする短歌集!

60代の頃 短歌教室に通っていたそうで
当時のノートが片付け中に押入れから出てきたらしく
家族に見せてくれたのです。

95歳を迎えた今年の春、
その短歌の作品に 思い出の写真を添えて
小さな短歌集としてまとめプレゼントしたところ
祖母は とても喜んでくれました。

「○○ちゃんが作ってくれたのを、寝る前によく見てるよ」
「雨が降った時は、いつもお家で読んでるよ」と
嬉しそうにお礼の電話をくれる、本当に優しい人です。

そんな祖母のために、敬老の日に向け 第2弾をこっそり制作中。

一首一首の雰囲気に合わせ
背景や写真を選ぶのは大変ですが
喜ぶ顔を思い浮かべ
夜な夜なパソコンに向かっております。

思えば、マコセに入社して以来
お礼状作りを通じ 誰かの想いを形にする毎日ですが
“言葉”を大切にする仕事に惹かれたのは
祖母の影響が少なからずあったかもしれません。

何か素敵なことを目にすると
ペンを走らせ一生懸命 手帳にメモする姿や、
どんな小さなことでも
お礼の電話や手紙を欠かさない姿。
相手を想う気持ちを伝えるのが とても上手な祖母は
いくつになっても私の目標とする人です。

可愛らしい笑顔を見るたびに
少しでも追いつきたいなと気持ちを新たにするものの、
祖母自身も 孫やひ孫には まだまだ負けぬと言わんばかりに
頑張っているのが面白いところ。

「英語で挨拶ができるようになりたい」と
新たな夢を語って家族を驚かせたり、
短歌熱が再燃したらしく
「95歳でも通える教室はないか」と探してみたり…

我が家一の向上心の持ち主は
きっと今日も忙しく過ごしているはずです。

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