近くにいらっしゃる方はご存じだと思いますが、
私は7人組ボーイズグループ『BE:FIRST』の大ファンです。
普段は出不精ですが、ライブのためならどこへでも…。
私を外に引きずり出せる彼らは本当にすごいと思います。
先月は福岡のマリンメッセであったアリーナツアーに参戦しました。
人混みになれていないので、大都会 博多の人の多さにびびりながらも
ライブを満喫しました。
そのライブ帰りのことです。
西鉄バスが出してくれていた臨時シャトルバスに すし詰めにされて
博多駅へ向かいました。(途中で誰も降りないので、入口の扉の前から後ろの席まで
乗せられるだけ乗せていたのが印象的です)
ライブの余韻にひたりながら のんびり揺られていると「もうすぐ博多駅に着きます」という
アナウンスがありました。そして乗務員さんはこう続けました。
「ベスティ(BE:FIRSTのファンネームです)の皆さん、BE:FIRSTのライブお疲れ様でした。楽しかったですか?」
バスに乗っていた全ベスティの時が一瞬止まりました。
が、すぐにライブはとても楽しかったという思いに突き動かされ各々返事をしました。
乗務員さんは満足できなかったのでしょう。
再度「楽しかったですか?」と先ほどよりも大きめに質問。
私達は元気よく「はーい!」と答えました。まるで学生に戻った気分でした。
さらに「ライブは家に帰るまでがライブです。お気を付けてお帰りください」という
アナウンスが続いて、バスの中は完全に学校になりました。
乗務員さんにとっては何気ない声かけだったことでしょう。
けれど、私達に寄り添う声かけだったからこそ心に響きました。
清々しい気持ちで満たされ、とても良い気分でバスを降りました。
立ち疲れてぱんぱんになった足も全く気にならないほどに。
寄り添うって大事だな、そう思った出来事でした。
OP Y田