ずっと昔のラブレター

ずっと昔のラブレター

初めまして!新卒オペレーターのH・Hです。

新卒ブログ トップバッターの重圧で筆が重いですが、楽しんで書こうと思います!

生きる糧である推しについて語ろうかとも思いましたが、書ききれないのと

初手で皆さんに引かれたくないという思いで諦めました、、、三年後乞うご期待です!!

そこで今回は 段々寒くなってきたので、ほっこりする小話を紹介します。

先日祖父母の家に行ったときのこと

曾祖父母の遺影が入った写真立ての裏から、小さな紙切れがでてきました。

新聞かなにかの企画で、夫が妻に対しての評価をするというもの。

警察官として働く祖父から、祖母への評価でした。

「妻を採点」現代だったらネットで燃え上がりそうな響きですが、読んでみて私の心が燃え上がりました。

お寺の娘だった祖母と警察官である祖父の恋は容易ではなかったと以前聞いたことがあったものの

七年間に及ぶ大恋愛だったとは、、、

そして何と言っても「私の”若い目”に間違いがなかったと自画自賛しています」という一文に

ときめきが止まりませんでした。

仲が良い夫婦ではあっても言葉で伝えることは中々ない二人だったので、祖父の祖母に対する深い愛情を感じて、ぐっとくるものがありました。

さらに締めくくりの「この欄の最高点をつけてください」にトドメをさされたのです。

すぐに祖母に見せると「あら懐かしい」と読み始め、その表情はとっても優しく、恋する少女のようでした。きゃーきゃーはしゃぐ女子達の隣で、聞こえないふりをしているのか、本当に聞こえていないのか何も言わずテレビを見続ける祖父も可愛くてたまりませんでした。

そして祖父母の家から帰る道中、きっと祖母はこの紙切れを両親にも見せたくて、遺影の後ろにしまったんだろうなぁと追い打ちのアッパーをくらったのでした。

 

 

長くなりましたが、この小話で少しでも暖まっていただけたなら幸いです。

いつか私も素敵な旦那さんを見つけられることを夢見て、人肌恋しい季節を乗り切りたいと思います。

11.22(良い夫婦の日)