最初に断っておくと、私は全く読書家ではありませんが、
天文館の丸善が閉店するというニュースを聞いて寂しくなりました。
またひとつ、街から書店が消えてしまうのかぁ~。
『ジュンク堂』だった頃が懐かしいなぁ~とか、昔は『春苑堂書店』とか
『金海堂』とかも天文館に店舗を構えていて、あちこち本屋巡りしたなぁ~とか、
しばしノスタルジーに浸ったわけですよ。(書店名にピンとくる方、何人いるんでしょうか)
インターネットの普及でわざわざ書店に足を運ばなくてもポチッとすれば本や雑誌が
自宅に届くし、場所をとらない電子書籍もたくさん出ていて出版物の売上も減少している現代、
書店が衰退していくのは仕方ないとはいえ、無くならないでほしい。本屋に行かなければ
手に取らなかったであろう本との出合い、誰しも経験があるのではないでしょうか。
様々な販促イベントやポップからは書店員さんの熱意が感じられて
面白いですよね。本が売れない時代に『本屋大賞』受賞の本は売れるし…見て回るだけで
満足してしまい、あまり売上に貢献はしていないので大きなことは言えませんが、
とにかく本屋は魅力いっぱいの場所です。
最近、休日には家から一歩も出たくない病にかかっているものの、こんなブログを
書いたからには今度の休みに本屋に行かなければなるまい…と、改めて思ったしだいです。
そして、自分の本棚から二作品ご紹介。
『ぎょらん』町田そのこ著
買ったまま積ん読していたこちらの本をやっと読んだのは先月はじめのこと。
6つの連作集からなっており、全てに葬儀の場面が描かれています。
『薬屋のひとりごと』はライトノベルが原作でコミカライズだけでなく
アニメ化(放映中)もされている大ヒット作品です。なぜかふたつの
出版社から出ていますが、私はこちらの作画が好きです。面白いです。