歴史に触れる南薩の旅

歴史に触れる南薩の旅

先日、遠方からお見えになったお客様の観光に同行させていただきました。
目的地は南薩。ランチスポットに選んだ唐船峡がまさかの休業(床の張替え中)
という県民もびっくりのアクシデントがありましたが、気を取りなおして知覧を
めざしました。

おじゃましたのは、富屋食堂(資料館)そして知覧特攻平和会館。
第二次世界大戦末期に編成された大日本帝国陸軍航空隊の特攻に
関する資料を展示している歴史博物館です。(Wikipediaより)

中でも心を打たれるのは、特攻隊員たちが残した手紙の数々です。
まだ幼い我が子へ
愛する妻へ
結婚を誓った恋人へ
故郷で待つ両親へ
そこに綴られているのは、相手の幸せを願う気持ちでした。

できるなら、この先も一緒にいたい…それが叶わない悔しさと
自分に与えられた使命を果たすのだという気持ちとのはざまで、思いを託すことが唯一の希望になっていたのではないかと感じ入るところでした。

今回2回目の来館でしたが、おそらく年を経るごとにまた違った感情に
出会える場所ではないかと思います。

まだ行ったことのない人はもちろん、行ったことのある人も、ぜひ足を
運んでいただきたいスポットです!以上、レポートはOP・Iでした。