御年93歳の我が家のおばあちゃん。
母方の祖母ですが、祖母を中心にやたら集まりたがる親族ゆえ
お盆も正月も、子ども、孫、ひ孫と全員集合します。
孫6人のうち、もう5人結婚しているので
孫家族まで集まると…すごい人数です。
それぞれ住まいは東京、大阪、福岡、鹿児島県内各地とバラバラですが
1人でも「え?仕事が…。学校が…」なんて言おうものなら、、、
「おばあちゃんへの愛が足りない」と母の弟から叱られます。
正月も1人暮らしのおばあちゃんの家に全員集合でした。
元旦の朝、びっくりしたのはおばあちゃんがさらっと言ったこと。
「昨日はよ~、マックを食べてコーラどん飲んじょったら年越しそばを
食べるのを忘れてよ~。今朝食べかただった」
大晦日の夜に1人でマックを食べてたら、年越しそばを食べるのを忘れた!?
誰も大晦日の夜は行かないの?おばあちゃん、寂しくないかなぁと思っていましたが、
自由を謳歌していました。
向かい側に住むおばあちゃんの1番の親友は、おそらく一回り以上下ですが、
最近記憶がおぼろげになりデイサービスへ通っています。
それでも祖母の家には毎日杖をついて「あね~」と会いにきてくれます。
しかし、おばあちゃんは「あいが、わけん分からんことを言うでよ」と
本気でケンカをしています。
90歳を過ぎても元気で独り暮らしができるのは、ご近所の方がよく電話をしたり
訪ねてきてくれたりするから。孫嫁、孫婿たちまで「おばあちゃん、おばあちゃん」と
大事にしてくれるから。そして、うちの母や伯母はおそらく毎日顔を出しています。
そう、おばあちゃん、皆さんに支えられているのよ。
いつまでも、いつまでも元気でいて欲しい、我が家のおばあちゃんです。