愛犬のこと校正のこと

愛犬のこと校正のこと

こんにちは、サポートKです。

ノロノロの台風6号のおかげで
交通機関が完全にマヒした鹿児島市。

会社の近くに宿をとるべきか
自力で出勤できるのか。

悩ましい時間を過ごしましたが
無事に出勤できて安堵しております。

皆さんの地域はいかがでしょうか?

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さて、私たち会葬礼状の校正者は
日々数十件のお礼状を読んでおります。

オペレーターがご喪家にお話を伺ってから
90分以内に初稿をお届けするべく

「迅速かつ正確に」校正することが
私たちに課せられた使命です。

申込書との照らし合わせ…
字に誤りがないか、表現は適切か。

目を皿のようにして文字を追い
グーグル先生の力を借りつつ進めます。

とにかくスピードが大事なのです

でも、たまに文章に心を揺さぶられ
淡々と読み進められないことがあります。

校正でお給料をいただく者として
修行が足らん、と喝を入れられそうですが

故人の生き様と見事な表現力に感動し
目頭を熱くしながらペンを走らせるのです。

鼻をすすっていると、大丈夫ですか?と
心配してくれるスタッフの優しさも沁みます。

また、めったにないのですが
親族欄にペットの名前があって
手が止まることもあります。

〇〇ジョンとか、〇〇マルとか

わんちゃん(猫ちゃん)も家族なのね。
ニンマリほっこりしてしまいます。

「ちよっとこれ、みて、みて」と
興奮して周りに声をかけてしまうのは
迷惑行為なので慎みたいと思います。

……  ……  ……  ……  ……  ……  ……

そんな私は、大の愛犬家です

生後まもなくやってきた相棒は14歳。
人間でいえば85歳くらいでしょうか。

その相棒がこの春に「認知症かもしれない」
という診断をくだされました。

ショックでした。

犬の認知症を調べてみると、
行動がいくつか当てはまりました。

・徘徊する…夜中にうろうろする

・怒りっぽい…ティッシュを食べたのを叱ったら
牙をむいて飛びかかってきた

・トイレ以外で排尿…台所でおもむろにおしっこ

認知症なんだ。これからどうなるんだろう。
先日は、自然と奥歯が抜け落ちていて
老化の現実を突きつけられた心地です。

辛いときに必ずそばにいてくれた
私の大切な相棒。かわいい相棒。
どんどん衰え、いなくなってしまうのか。

認知症の進行をとめるには
どうしたらいいのでしょう。

人と同じで特効薬はないそうです。

私にできるのは、毎朝の散歩や
夜中にうろうろするのを見守ることくらい。

春にくらべて今はしっかりしていますが
日中に寝ている時間が長くなってきました。

どうか1日でも長く、元気でいておくれ
それが一番の願いです

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今日と同じ明日があるのは当たり前じゃない。
それは私たちの仕事にもつながっています。

今日と同じ明日を迎えられなかった故人と
ご遺族のためのただ一枚のお礼状。

故人の生きた証
かけがえのない人を偲ぶ想い
支えてくれた方への感謝

想いがつまったお礼状は
悲しみを癒やすものかもしれないし
未来をてらすものかもしれない。

毎日数十件たずさわっているお礼状。

迅速に、正確に、そして心をこめて
校正していかなければならないと思うのです

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なんともとりとめもなく書いて
まとまらないままに終わりたいと思います。

台風6号の山場はこえました。
2023年の夏は始まったばかりです。
健康に気をつけて、心に残る夏にいたしましょう。

乱文にお付き合いくださいまして
誠にありがとうございました。

Always stay healthy