『VHS2025年問題』

以前、指先内側に痺れを感じ病院に駆け込みましたが、診断は首のヘルニアでした。
施術室でアゴに専用の紐をかけられ首だけを持ち上げてもらいましたら、痺れも無くなりましたが4人ほど患者さんのいる施術室で鏡に映る首を吊られた自分の姿は、なんとも情けない。
ちなみに中山整形外科のお医者さんがおっしゃるには、指先外側のしびれは脳梗塞などの疑いがあるようです。
みなさん、体調に違和感を感じたら早めに病院に行きましょうね。

本題です。
先日妻が仕事で私が休みの日に、年末のひとり大掃除を計画したはずでした。

結婚前からの趣味で集めまくったアレコレ。
モノで溢れる部屋を見違えるくらいスッキリさせて驚かそうと思い仕事に出かける妻を見送りました。

我が家には大量のお宝が眠っております。
漫画本や写真集、レコード盤・ソノシート、いまだに現役稼働中のファミコン・スーファミ・64などのハードとゲームカセット類。
そして映画やアニメのDVDやBlu-ray、秘密のムフフなDVDまでわんさかあります。
同じように40年以上前からテレビ放映などを撮りためたVHSテープもかなりの数ありまして、
これらが部屋を狭くしております。
そろそろ断捨離して半分くらい処分しようと考えました。が・・・
先日のニュース放送を思い出しました。

そう言えば・・・VHSテープが見れなくなるって言ってなかったっけ?

こりゃあ大変!懐かしいテレビ映像のVHSかなりあるじゃないか
大掃除は後だ!ダビングが先だ!!

VHSの耐用年数が約20年とされているらしく録画した映像を見ることが出来なくなってしまういわる『VHS2025年問題』
最近度々ニュースでも取り上げられていますが、ビデオテープ映像をDVDにダビングサービスしている店に駆け込む人が急増しているそうなんです。

しか〜し!

実はDVDメディアの寿命って、VHSよりも短いらしいんですよ。
さらにDVDプレーヤーも市場から徐々に姿を消していて、Blu-rayプレーヤー自体の製造も減少しているらしい・・・
(おい、おい、おい。)
このままだとDVDも数年後にはVHSと同じ道をたどるということ?
(なんてこったい)

・・・などと考えている場合じゃない
とりあえず、DVDに一時的に保存するしかない
急げ、急げ!とにかくダビングだ!!!

保存録画用のDVDディスクを買いに走り、大量のVHSテープを古そうな順に並べてビデオデッキのスイッチ入れて早送りでVHS映像の確認。

・・・ウイ〜ン
良かった映った。

「あっ!高倉健、若いなー」

・・・小腹空いたな

「んっ!これ誰だっけ?」

・・・喉渇いた・・お酒でも飲みながら

「おっ!日曜洋画劇場のオープニング、懐かしい〜」

・・・肴がほしいな

「わっ!超新星フラッシュマン」

・・・あ、・・・ダビングするの忘れてた・・・

大掃除のはずがDVDディスクの数を増やし部屋中にVHSテープを散乱させ、
以前よりモノが溢れる部屋に・・・
結局この日はお酒を片手に懐かし映像の上映日となりました。 CR.上野