大人になって好きになったもの。
いくつかありますが、そのなかの一つがおそばです。
料理人の叔父がお店でも出せるくらい上手になったからと、
手打ちそばを送ってくれるようになったのも大きいと思います。
2年前に他界した父も「美味しい、美味しい」と食べていたなと
懐かしいです。
ここしばらくは、年越しそばも毎年 叔父が打ったもの。
一緒に送ってくれる鴨やエビ、カニなども楽しみにしています。
ただ、添えられている「お父さんにもあげてね」のメッセージに
「嬉しいね、喜ぶね」と話していたはずなのに
いざおそばをゆでれば家族そろって父のことはすっかり忘れ、
「あ、お父さんの分…」と気づくのは食べ終わったあと。
それも2年続けて同じことをしているので、
恥ずかしいやら、申し訳ないやら。
美味しいおそばを前に冷静になるのは難しいものですね。
次こそは…!という気持ちを込めて、
叔父にはお礼と一緒に
今年も(おそばを)よろしくお願いします。
とメッセージを送っておきました。
OP N