昨年末に始めた大掃除&模様替え。
お供はYouTubeです。
お気に入りのHuaweiのFreeClip(ながら聴きイヤホン、おすすめです)をBluetoothで繋ぎ、ひたすら自動再生で曲を流しつつ
いらないものをごみ袋に投げ入れたり、よく分からない汚れと格闘したりしています。
ちなみに現在進行形で書いてるのはまだ終わってないからです。あとちょっとです。
YouTubeで流れるのは主に今の推し達なのですが、他にも
「これいつも聴いてるやつ」
「これ好きだよね?」
「これも聴いてみて!」
…と私の好きな曲やおすすめの曲を流してくれます。YouTubeってすごいですよね。
そして「これ最近聴いてないけど昔好きだったよね!久しぶりに聴け!」と言わんばかりに懐かしい曲も流すようになってきました。
(【クワガタにチョップしたらタイムスリップした】とか…いやそれ14年前……。)
その中で流れてきた歌を1つ、紹介させてください。
【あの日あの時】
という曲です。
ご存じの方はきっと今泣きそうだと思うので(ですよね?)そのまま泣いていただいて、ご存じない方にはちょっと説明させてください。
こちら、歌ってるのは藤川千愛さん。
作詞は千鳥のノブさんです。
お二人はご実家がご近所さんらしいです。
その地元は、岡山県井原市。2018年の西日本豪雨で、一番被害の大きかった地域だそうです。
豪雨で川が氾濫し、住宅の二階まで水に浸かったニュース映像を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
この災害をうけて、復興を後押ししたいと思った千愛ちゃんがノブさんに作詞を依頼し、この曲が生まれました。
是非歌詞だけでも一度読んでいただきたいです。
地元の方じゃないと分からないような歌詞は一つもありません。悲しいばかりの歌でもありません。
ただただ、胸のなかにある大事なものを、そのまま大事にしてくれる、そんな楽曲です。
災害の有無にかかわらず、故郷を大事に思っていらっしゃる方にはきっと刺さると思います。
私が好きなのは
「見慣れた場所がいつか違って見えてくるのは 自分の背丈が伸びたからとか 成長とかであってよ こんなのは」
という歌詞。
そして一番泣くのが
「なんで ねー ここなの」…
きっと、何らかの理由で故郷が見慣れない景色になってしまった方は、皆さんこんな気持ちなのだと思います。
何故ここなのか。どうして私の大切な場所が…。
私は家をリフォームする前の外観や、お世話になっていたお隣さんの家が解体されていく様子を撮った写真を見るだけで
ぎゅっとなるので、多分実家に帰れなくなったら、何年もずっと思い出すたびに泣きたくなるんだろうなぁと思います。
時を経て新しくなるものがあっても、自分の感覚が変わっても、幼い頃から変わらない景色に帰ることが出来るのは
幸せなことなんだなと改めて気付く、いい機会になりました。
気になった方は、是非聴いてみてください!
私も、何度も聴きます。
でも泣いてると掃除が進まないので、YouTubeさんには明るい曲をガンガンに流していただきたく!
あとは不要品を捨てたり売ったりするくらいなので、もう少し大掃除頑張ります!
OP K