今一番お気に入りのアイテムと言えば「女優ミラー」
ニトリで3千円ほどで購入したそれは、肌は美白に、瞳はキラキラ。
美人に写り、たいへん気分よくお化粧できるのでお勧めです。
女優ミラーが必要となったきっかけは、老眼。
体力やお肌と同じく目も老化します。
「老化」と言いますがそれは「進化」でもあるのです。
私は40代でうっかり老眼になっていることにも気づかずお化粧に困っていました。
その時出会ったのがライト付きの三面鏡「女優ミラー」でした。
まさに神アイテム。この出会い力こそ進化たる所以…。
次にあらわれたのが「白内障」でした。
コンタクトの度が合わないなと、眼科へ通って発覚したのが50代の始め。
白内障は、50代で40~50%、60代で70~80%、70代で80~90%、80歳以上でほぼ100%発症するそうです。
みんななるのですよ^ ^
治療法は手術だけだそうです。
あっという間に視界が悪くなり、日々イライラ。
仕事以外で文字を見るのが億劫になり、運転もできず、とうとう手術の決断をしました。
ここで再び神アイテムとの出会いが待っていました。ただしひとつだけ問題が…。
季節は冬、わが社の繁忙期でした。
2週間あけて片目ずつ、なので2度休まねばなりません。
そんな時、親身に相談に乗ってくださった上司。
術後通院のために半休を願い出たところ、
有給の連休を勧めてくださったのは社長。
支えてくださった皆様には、本当に感謝しております。
白内障の手術は、水晶体の中の濁りを吸い出し、代わりに人工のレンズを入れます。
レンズには、沢山種類がありました。
どの距離を見たいか(遠近どちらか、どっちもか)によって選択肢が分かれます。
お値段も数万円から70万円超のものまで…
ネットには賛否両論あり、すごく悩みました。
なにせ「一生もの」。簡単に交換はできないのです。
色んな人に相談して、決めました。
これこそ最高のレンズとの出会いでした。
2月7日、歯医者さんみたいな椅子に座り、リクライニング。顔に布をかけられ、目の辺りをメスでくりぬかれます。(悲鳴)ブルブル。
手をさすってくれる看護師さん。
閉じないように上下のまぶたを器具で固定されます。
強いライトが当たっていても、先生の動きがうっすら見えて、またゾクゾク。
指で小さくのの字を書いてみたり、心の中でハミングしてみたり…。
「ちょっと押される感じがしますよー」
先生の声もはるか遠くに聞こえます。
(神様ー!!!)
点眼麻酔で痛みはありませんが。
未だかつて聞いたことのない「ウィーン」という機械音。
(か、神様ー!!!)
気を失いかけた時、視界がぱっと明るく、透明な光が目に飛び込んできました。
この間わずか15分。
世の中はこんなにも明るい!
鳥肌。
2回目の手術は余裕があるかと思いきや、変わらず怖かったです。
そしてやっぱり視界がクリアになった瞬間は鳥肌でした。
神レンズのおかげでメガネなしで生活できるのはとても楽です。
黒100%の文字が薄墨にみえるとか、光が散乱したり、幾重にも輪がみえたり(ハロー、グレア現象)苦労もありますが、慣れればなんとかなります。
目に違和感はありませんか?視界はくもっていませんか?
もしかすると始まっているかもしれない白内障。
早めに手術をした方が生活の質があがっていいですよ。
ならないのが一番ですが。
老化は進化。白内障は怖くない。
皆様もどうぞ目を大切に!
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