二匹の無法者のおもひで

皆様ごきげんよう、OPのK下です。

先日出勤中に我が家の愛犬にそっくりなわんちゃんを見かけまして…

芋づる式に思い出が甦ってまいりました。

もう虹の橋を渡った私の愛すべき犬たちですが、今でも写真を見るだけで

このささくれた心に癒やしをくれる子たちです。

なので、たまにはこうして文章をしたためて偲んでみようと思います。

まずは 「我々IQ500あります」と言わんばかりのこの得意げな顔をご覧下さい。

すごい!!!かわいい〜〜〜!!!!

鼻の上はハゲているのにヒゲが豊かな方がバン(オス) 柴犬の方がトロ(メス)です。

私が言うのもなんですが、顔だけは本当に利発な二匹。

なぜこんなに賢そうな顔をしているかというと、写真を撮るときにおやつを見せて釣っているからです。

きっと飼い主のしつけが悪いのでしょう。

二匹は大変バカたれでした。

普段はお手すら「いやそんなの習ってないが?」という顔をするのに

おやつを前にすると、賢い顔になってお手どころか伏せまでやってみせるので「もしや人格変わってる???」と不思議だったものです。

…きっと飼い主のしつけが悪いのでしょう。

散歩のたびに側溝に入り込み、トカゲをハンティングして家族皆に自慢していた野生児のトロ。

散歩中に私が顔面から転んだ時は、心配よりも真っ先に町内を駆け回って自由を謳歌し、気が済んでから様子を見にくる子でした。

自分を完全に人間だと思い込んでいるために、散歩中に出会う他のおたくの犬よりも飼い主さんにばかり挨拶していた鼻につく男、バン。

わんちゃんが挨拶をしてくれても「おおん…●●さんちの犬か…」みたいな反応だったので、

きっと地元の飼い犬たちの間ではイヤミなやつと評判だったでしょう。

二匹は私がしょんぼり落ち込んでいてもおかまいなし。

犬は人の気持ちをくみとる優しい生き物と言いますが、

我が家の愛犬たちは「お前元気なくない???大丈夫???あとおやつは????」と

気持ちをくみとった上で圧をかけてくる子達でした。

でも、とってもかわゆい犬たちでした。

私に似て我の強い二匹のこと、きっと虹の橋の向こうでも好き勝手に暴れていることと思います。

トロを抱っこした時の頭から香った青い芝生の匂いや

膝から絶対にどかなかったバンのあったかい重さを、時折ふと記憶の引き出しから取り出しては 反芻し

また宝物のように頭の中にしまっています。

一緒に過ごした時間をそうしてずっとずっと覚えていたいなあと思うこの頃です。

おバカな子達でしたから全くもって私のことは見守っていない気しかしませんが

たまには心の中で彼らに話しかけてみようと思います。