今日一日を精いっぱい生きたい

今日一日を精いっぱい生きたい

先日、嫁ぎ先の親戚が亡くなりました。川内に嫁いで思うのは…みんなマメ。
私の実家の方だったらきっと「●ちゃんは会ったこともないし、行かんでよかが〜」と
家でゆっくりさせてくれるはずですが、川内は親戚でも昔世話になった近所のおばちゃんでも
面識の有無にかかわらず家族全員で弔問に行きます。N家だけかもしれないですが…。

薄情な私は、新婚当初「え?何時までいればいいの?」なんて思ったものですが、
それも当たり前になると、いつしか「普通」になります。
故人はまだ若く50代。斎場に着くとマコセのお礼状とラストレターでした。
子供たちはまだ中学生と小学生で、子供たちの未来を自分は見られないのだと悟った時、
お母さんはどんな気持ちだったのだろう…と思うと、会ったことはなくても悲しく
私も健康に気をつけないといけないと、つくづく思いました。
子供のために生きていたいです。

学校の先生たちは子供たちに「困ったことがあったら先生に言いなさいね」と
声を掛けていました。翌日 私がほか弁に寄ると、親子三人でひっついて
お弁当の出来上がりを待っていました。

友達が亡くなった時に、私は感じたことがあります。
私はいつもと変わらない今日を生きていて明日が来るのに、
友達には明日が来ないんだ。

それがなんだかとても不思議で、天気のよさ、
青空のきれいさを虚しく感じました。

人は勝手な生き物で「自分だけは大丈夫」と根拠のない自信を持っています。
「私は地震には遭わないはず」「日本で戦争はないはず」
「コロナにはかからないはず」
病気にもならないはずだと思っているけれど、それは分からない。

だからこそ、
自分というものを大事にし、一日一日、一瞬一瞬を
ど真剣に生きていくことによって、
人生はガラッと変わっていくのです。by稲盛和夫

OP N園