戦争映画やドラマを見て「戦争とは何か」を考える時間が好きなYです。 そんな私が最近ハマっているマンガがあります。 それはマンガ『ペリリュー』。 南国の美しい島で起きた過酷な戦いを、ゆるい絵柄と重い内容のギャップで描いた作品です。 兵士たちの日常や葛藤が丁寧に表現され、戦争の理不尽さがよりリアルに伝わってきました。 主人公たちが「生きたい」と願いながらも状況に押しつぶされていく姿は胸に迫り、読後には深い余韻が残ります。 戦争の悲惨さだけでなく、そこにいた“普通の若者たち”の思いが強く心に残る作品でした。
『ペリリュー』をおすすめする理由 1.絵柄の親しみやすさと内容の重さのギャップが心に響く 一見ゆるいタッチで描かれていますが、そのギャップがより一層、戦争の理不尽さや悲劇を際立たせています。 重いテーマを“読み続けられる作品”にしている点が秀逸です。 2.兵士一人ひとりの「人間らしさ」が丁寧に描かれている 戦争マンガにありがちな“英雄”や“悲劇の象徴”ではなく、どこにでもいる若者たちの感情が中心に描かれています。 感情移入しやすく、読後には「自分ならどう生きただろう」と考えさせられます。 3.歴史を学ぶきっかけになる 物語を通じて、ペリリュー島戦というあまり知られていない戦いの背景や実態に自然と興味が向きます。 フィクションでありながら史実が丁寧に織り込まれており、歴史を知る入り口としても優れています。 4.読後に“生きること”を深く考えさせられる 戦争の悲惨さだけでなく、人が困難の中でどう希望を見出すか、仲間を思う気持ち、生きたいという本能。 それらが重層的に描かれ、読み終えるとしばらく静かな余韻が残ります。 『ペリリュー』は、戦争の悲劇を描いた作品でありながら、そこに生きた人々の日常、恐怖、希望を深く伝える力を持っています。 ゆるい絵柄だからこそ届く感情があり、「戦争とは何か」という重いテーマを、読者に優しく、しかし強く投げかける作品です。 戦争マンガが苦手な方にもおすすめできる、心に残る一冊だと思います。 全11巻、是非読んでみてくださーい。
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