くらげの思い出

今日は海の日。そろそろ梅雨も明けて『夏』がやってきます。
海辺で水遊び・・・私にとってはハードルが高いので、天候・季節に関係なく海の魅力を味わうことができる水族館はちょうどいい遊び場です。

お気に入りは“くらげ”コーナー。
ピカピカ光ったり、足にぴらぴらフリルがついていたり、いろんなくらげがいますがいつも長居してしまうのは“ミズクラゲ”さんたちの前。
時間を忘れて見入っていると子供の頃に読んだ本に出てきたフレーズと、母娘であーでもないこーでもないと言い合っていたことを思い出します。

「クラムボンはかぷかぷわらったよ」
“クラムボン”はくらげだと思っていた私と、蟹だと言っていた母。
私が「蟹はかぷかぷ笑わないよ」と言うと「くらげだって笑わないでしょ」と譲らなかった母。
どちらなのか、どちらでもないのか宮沢賢治さんに聞かないとわからないけれど、どちらでいいやと思う今日この頃。
なんであれ私をなぐさめたり、癒やしたり、心地よくしてくれる思い出です。