先日担当したご取材。
電話に出られた喪主様いわく「私、霊能者なんです」とのことでした。
振り返ってみれば入社以来、故人様が刑務所から出所した直後だったり、喪主様が愛人宅に入り浸りだったり、いろいろな事例に遭遇してきましたが、霊能者は初めてでした。
思わず居住まいを正しました。
なぜって私の前世の悪行なんかがまろび出ちゃったら、いたたまれないからですが、そんな心配をよそに取材は淡々と進んでいったのでした。
しかし電話を切ろうとした時に「しばしお待ちを」と呼び止められまして、「あなたの守護霊からの伝言です。近いうちに宝くじが当たるそうです」とのお告げを賜ったものですから! 思わず「わたしッ 豪華客船に乗りたいんですッ」とわめきましたところ、「何回でも可能です」との太鼓判を押される…というドラマチックな展開もなく、取材は本当に粛々と終わってしまったのでした。
無念です。
引き続き労働にいそしみたいと思います。
追伸:薄めて使うタイプのリンス、入り用の方いらっしゃいませんでしょうか。誤購入して持て余しています。差し上げます。写真がそれです。個別にチャットください!