変わらないもの

先日、以前勤めていた会社の同期の結婚式に参列してきました。

その会社には新卒で入社したので、同期たちとは10年以上の付き合いです。

丸4年勤めて退職した私にとって、結婚した同期含め皆とは久しぶりの再会でした。

元々人見知りなので少し緊張しつつ式場へ。

「昔みたいに話せるかな」とドキドキしていましたが、式場に着いて懐かしい顔ぶれを見ると、それまでの心配など どこへやら。

「え~、元気だった!?」「今どこに住んでるの?」「仕事何してるの?」

と、式の前なのに盛り上がる盛り上がる…

結婚する子も色々配慮して同期だけの席にしてくれていたので、気兼ねなく話すことができました。

そこでふと感じたのは、見た目は多少(私含め)変わっていても、それぞれの性格は変わらないんだなということ。

営業課のA君がボケて、総務課のBちゃんがつっこみ、全然喋らない工場勤務のC君を見かねたコールセンター勤務のDちゃんが「聞いてる?」とちょっかいを出す。

そんな光景を見ながら、とりあえず全てに大笑いする私。

会社に残っている人たちはもう勤続10年以上ですから係長や主任という責任ある立場を担っていますし、辞めた人たちも新しい環境で頑張っています。

それぞれを取り巻く環境は随分変化しましたが、同期全員が集まればたちまち入社当時、もっと言えば入社前の研修時代と同じ雰囲気で楽しい会話ができることが、とても嬉しくてたまりませんでした。

ただ昔と違うのは、皆無理して二次会などには行かず その場で解散したことでしょうか。

もっと話したいし結婚した子をお祝いしたいけれど、家庭のこともあるし、明日の仕事もある。

束の間の『同期会』を終えて現実へと戻る同期の姿は、どこか頼もしく感じられました。

次に全員が揃うのは、5年後か10年後か、それとも20年後か…

その時にも変わらずに、くだらない話で笑い合えたらいいなと思います。

OP K