思い出

どうも朝日です。いつの間にか春が過ぎ、夏も終わり、朝晩は肌寒くなってきましたね。

ここ最近公私共にバタバタで曜日感覚・日付感覚完全に麻痺しています。

困ったな。ネタが…ネタがない…。ブログに書けるようなこと何もしてない…。

もう過去の栄光に縋るしかない…。

ということで、私が学生時代に留学をしていたドイツの思い出を少し語らせてください。

 

音楽隊が有名な、ブレーメンという街に住んでいました。

【びっくりしたこと】

●拍手の代わりに机をドラミングする

留学初日にこれをかまされ、怖過ぎて大学行くのやめようかなと思いました。

●道を聞いてくる

わざわざドイツ人じゃなく外国人(私)に聞いてくる。しかもドイツ語で。ドイツ語の抜き打ちテストなのかもしれない。

ちょっとドイツ語詰まると、すぐやれやれみたいな顔して英語に切り替えてくる。最初から日本語で聞いてほしい。

●サッカーの試合がある日等は街中警察官だらけになる

勝っても負けても暴れる人がいる。あと銀行強盗がすごい増える。

地元チームの試合が始まりゾロゾロと人が集まっている様子。このあと選手がゴールを決めて、みんな盛り上がり過ぎて戦争みたいになっていました。

友人(不運度★★★★★)がマラソン大会の日に外出したらちょうど強盗が銀行のドアを割っているところに遭遇したそうです。秒で警察官に捕まっていたとのこと。

 

●風邪は紅茶で治すもの

どうして病気でもないのにカモミールティとか飲むの?と言われたことがあります。皆病気になったら紅茶を調合して療養します。

 

【忘れられない思い出】

あれは帰国する1ヶ月ほど前くらいだったと思います。

暮らしていた学生寮の退去手続きをしなくてはならず

管理人さん(顔がジェイソン・ステイサムに似ているのでステイサムと呼びます)

確認メールを送るも返信が来ず、メールの追撃にも電話にもでず困っていた時のこと。

帰国のおよそ10日ほど前になって、ステイサムは私の部屋まで来ました。

(ちなみに部屋のチャイムは非常ベルかな?ってくらい爆音なので早朝に来られて死ぬかと思いました)

 

ステイサム「すまない、めっちゃインフルエンザで寝込んでて連絡できなかった…」

私「えぇっ、そんな全然大丈夫ですよ!」

 

それだけを言いにわざわざ部屋まで来てくれたの?

ステイサム。顔は怖いけど律儀な人だなぁ。

水道が詰まった時に修理してくれたステイサム。お茶やお菓子をくれたステイサム。

わざと返信をしないなんてこと、微塵も思っていません。

水道管を修理するステイサム

 

ステイサム「すまない…」

私「いや、インフルエンザは仕方ないし、謝ることじゃないですよ!」

 

多分独り身のステイサム。一人暮らしの病気ほど心細いことはないでしょう。

インフルエンザ治って良かったね。

 

ステイサム「本当にすまない…」

 

…流石にしつこいな?

 

私「いや、だから大丈―-」

ステイサム「いや、違うんだ」

 

……

私「…ま、mein Computer hat gehackt?(私のコンピュータはハッキングされたのですか?)」

ステイサム「…とりあえず資料渡しておくから、何かあったら業者に連絡して」

 

その後、部屋の退去手続き自体は滞りなく完了し、無事に帰国し、現在に至ります。

ハッキングによる被害は今のところないですが

そもそも何でステイサムはハッキングされたことを知っていたんだろう。

もしかして黒幕は彼なのでは…?謎ばかりです。

私のパソコンの調子がずっと悪いのもこのせいかもしれません。

 

ちなみに学生寮の退去日。

ステイサムが部屋のチェックをしに来ました。

汚れや傷はないか、忘れ物はないかを確認します。

 

ステイサム「日本人の留学生はいつも部屋を綺麗にして返してくれるんだ。

君も完璧だね。コンピュータ以外は

 

そう言って柔らかく微笑んでくれました。初めてみるステイサムの笑顔。

あ、そんな顔で笑うんだぁとほっこりした、こそばゆい気持ちになりました。

今改めて振り返ると本当にやかましいですね。

 

コロナ禍で携帯やパソコンを見る時間が増えていると思います。

皆様 体調と情報漏洩には気をつけて日々をお過ごしください。朝日☀️