鮮度の落ちたクローゼット

時は少々さかのぼりますが。

 

初夏にしてはやけにアチアチの5月某日。
同期のE元とヤンヤして、念願のパーソナルカラー&骨格診断に行ってまいりました。

簡単に言えば、自分に似合う色と似合う服を教えてもらえるサロンのことです。

ピンキリではあるものの、安くて5000円~高いサロンは数万円にもなるこの診断。
「でも一度受ければ一生垢抜けだし!(諸説あり)せっかくだから!ええい!」
という気持ちで2種類の診断を同時に受けられる12000円のコースにしました。

 

道中「ブルベ夏(=blueベースの略。肌が青み、ピンクみを帯びている人)かな~」
イエベ春(=yellowベースの略。肌が黄色みを帯びている人)かな~」
ドブベ梅雨(どれも似合わない人/造語)だったらどうしようね」等と
きゃっきゃ話しつつ、おもむきある民家に到着。

そこからみっちり2時間超、胸元にふぁさっファサッと様々なカラーの布を当てられ、
骨の太さを確かめられ…自分に似合う色・似合わない色、合う服の形などを調べていただきました。

 

ここで衝撃の事実が発覚。

 

なんとネットの自己診断で、淡い色が似合うブルベ夏×女性らしい華奢さのある骨格ウェーブだと告げられていた私。
世紀の大誤診でした。

ブルベはブルベでも「くすんだ色」しか似合わないとされるレア種『ソフトサマー』であり、
骨格に至っては一番…なんていうか…しっかりがっちり安定感のある骨格ストレート。

確かに、小さい頃から肩幅があり、「天空の城ラ●ュタの可哀想なロボットに似ている…」
母姉に言われて育ったことを、ふと思い出しました。
ウェーブと思い込んでいたのは無意識の逃避だったのか??

 

我が家の肖像画。(姉作・右下がわたくし)

 

これ、どのタイプも一長一短ですので、何が良い何が悪いということはないのですが…
私は誤診ゆえに、今まで買いためてきたクローゼットの服、ほぼ似合わないことが判明。
特にふわっとした服、ハッキリしたパステル色は大好きだったので…まあ!お花畑みたい。

 

あれから半年。

 

こつこつと買い換えをすすめまして、今ではすっかり枯れかけた我が家のクローゼットでした。

でもなんか、確かに似合う。くすみ。
全体的にドライフラワーみたいな風体になりましたが、服装を褒められる機会も増えました。

ということで、葛藤あれどやはり頼るべきはプロ。というお話でした。

 

(ちなみに””マコセの美””ことE元は、パステルが似合うライトサマー×誰もが羨む神骨格ナチュラルで
「キィィィイイイイイ」となりました【完】)

 

オペS